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職人の卓越した技術を集大成の花嫁衣裳『総絞りの引き振袖』
  • Category : コラムウェディングアイテム
  • 2021.02.20

こんにちは。The KAMAKURA WEDDINGの長谷川です。
あたたかい日が続いたと思えば、気温のあがらない日も。。。
まだまだ2月なんだなーと思いつつ、河津桜満開のニュースを見ると春が待ち遠しく感じる今日この頃です。
 
さて、本日は、最近新作として仲間入りとなりました衣装の引き振袖についてご紹介させていただきます。
自社会場である「萬屋本店」での撮影の際に初お目見えとなり、インスタでもご紹介中のこちらの引き振袖。
淡い色合いならではの上品な装いが、会場の雰囲気にもマッチして、おすすめの新作です。
 

 

 
先日、このお着物を染められた「きぬたや」さんにオンラインで勉強会を開いていただきました。
 

 
名古屋で創業して74年。
卓球の福原愛さんが結婚の記者会見の際に着ていた姿は記憶にも新しく、独特のやわらかな色合いと上品な佇まいが私自身とても印象に残っていました。
製作に5年を費やした総絞り振袖『宴』は、技術を極めた美術品としてNYのメトロポリタン美術館に永久保存されているほどです。
 
日本の『絞り』文化は仏教の伝来と共に伝わったとされています。
一粒一粒を丹念に絞った精緻な着物は、日本人が愛し長年紡いできた時代の普遍的な美を源流として現代における最高峰を常に目指している「きぬたや」さんの技術と想いが込められた作品です。
 
絞りは生地を小さくつまんで括ることでつくられます。
括った部分は染色の時色が染まらず白く残るため、それが絞りの模様になります。
色染めのあとに括った糸をほどくと立体的な凹凸が残り、これが絞り独特の風合いをつくります。
生地全てにわたって絞られたものが、『総絞り』と呼ばれ、その粒の数は1着の振袖で約20万粒以上にも及びます。
気の遠くなるような作業を、熟練の職人さんの手で数年かけて製作されるのです。
 
色にもこだわりがあります。「きぬたや」さんで使われている『藤色五色』
上品な色合いが肌馴染みも良く、この色をふんだんに使用してこの振袖はつくられました。
 

 

 
この2着のお着物『雲取り』『熨斗目』ともに製作には1年以上を要しています。
総絞りのお着物は、とても緻密な作業を重ねて経験豊富な職人さんの手で一枚一枚丁寧に仕上げられています。
 
伝統技術の集大成、ここでしか出会えないこのお着物を、実際にお召しのお客様を拝見させていただくのが今からとても楽しみです。
 
弊社が専属でご紹介させていただいております、オーセンティック鎌倉店にございますので是非、ご試着してみてください。