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【国際結婚の新郎新婦様】距離を超える結婚式の形
  • Category : コラム
  • 2021.03.21

こんにちは。
The KAMAKURA WEDDINGの阿部でございます。
 
以前書かせていただいた国際結婚や海外在住の新郎新婦様に向けたブログ記事が大変好評をいただいておりました。
 
■過去の記事を読む 
①【海外在住の新郎新婦様へ】日本での結婚式のご準備のいろは~①会場決定まで編~
②【海外在住の新郎新婦様へ】日本での結婚式のご準備のいろは~②打ち合わせ編~
③【海外在住の新郎新婦様へ】日本での結婚式のご準備のいろは~③結婚式直前から当日編~
 
実際に国際結婚の新郎新婦様が結婚式をするにあたり、悩まれることがあると思います。
実際に担当させていただく中でいただくお声は
『国際結婚だからどちらの国でやるのか、どちらの国でも行うのか』
『結婚式の流れや文化はどちらに合わせた方がいいのか』
『言葉の壁はどうしていけばいいのか』
 
こんな風にお悩みでお持ちでいらっしゃっていることを伺います。
もちろんお二人やご家族のご状況、話されている言語、
どちらの国でどんなライフスタイルなのか・・・によって最適なご提案は変わりますので
そういった部分はお打合せのカウンセリングの中で大切に伺っていけたらと思います。
 
今回の記事では実際の新郎新婦様と、どんなことをお伺いして、どんな1日をご提案させていただき、皆様がどんなお気持ちで過ごしていかれたのか、
お伝えしていけたらと思います。
  

― ご相談にお越しいただいてご決定されるまで ―

 
是非ご紹介させていただきたいのは、昨年の秋のご結婚式を挙げられたお客様。
こちらのお客様は国際結婚で、日本にお二人ともお住まいでした。
ウェディングサロンにご相談にお越しいただいた際には、もちろんイギリスにお住まいの新郎様のご家族様にもお越しいただいて、結婚式を行いたいとお考えでした。
その中でも昨今のコロナウィルスのこともあり、現実的にイギリスのご家族様をお招きすることは難しい。
その中でも日本にいらっしゃるご親族様は早く花嫁姿を見たい。というお気持ちもお持ちでいらっしゃいました。
 
お二人の間でも色々とご相談いただき、ご家族ともご相談いただきました。
お二人は海外にお住まいであった時間も多かったため、日本らしさや日本文化の良さに気付いたお二人は、そんな場所で大切な人と過ごしたい。
そんなお気持ちをお持ちでウェディングサロンにご相談にお越しになりました。
様々なお話を伺う中で、ご提案させていただいたのは明王院。
日本を感じられる昔ながらの古民家で、来ていただいたゲストに囲まれて緊張感なく和やかに過ごしていただける場所を、とご提案させていただきました。
 
そして御新郎様のご家族様をお呼びしたいお気持ちもやはり拭えず、どうされるのがベストなのか。非常に悩まれました。
そこで、色々な希望の要素をお話していき、いったん気持ちも希望も全て出していただきました。
その上で優先順位やそもそもの結婚式の意義なども考えていき、そのゴールからみた際にどの選択がいいのかを一緒に考えていきました。
今回の一番の趣旨は、新婦側のご家族様やご友人様に安心してもらうこと。
これが第一だったこともありますし、イギリスでの結婚式もいつか開催したいお気持ちもあったため今回は新婦側のゲストの皆様と、お二人とでご結婚式を開催することに致しました。
  

― 結婚式のテーマ決め ―

 
お二人とはお打合せをリモートで重ねていき、まずは結婚式のテーマ(方向性)を決めていきました。
この【テーマ】とは、これから様々なことを決めていく指標になるもの。考える軸となるもの。
そんな重要な部分でしたので、お二人のパーソナルな部分も伺いながら、どんなことを大切に生きてこられたのか、結婚式をどんな1日にしたいのか、これから大切な人たちとどんな関係でありたいのか。
 
二人ともが母国ではない土地で出逢ったお二人。
お二人は時間を過ごす中で、様々な価値観や文化、考え方に触れていました。
日本で暮らしていく決断をしたことも、結婚をするという決断をされたことも、何度も話し合い、文化や考え方の違いを受け入れ合ってきました。
時には応援してくれる家族、二人のことを大切だからこそかけられる叱咤。
そういったことにも感謝をしながら、二人で共に歩まれてきたお二人。
結婚式では少しでもそんな周りの皆様へ花嫁姿、二人の夫婦としての覚悟を見せることで安心してほしい。そういった想いがありました。
そんなお二人へお届けしたテーマがこちら。
  
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『ふたりのまんなか』
 
お二人は国も言葉も超えて一緒にいる その決断をされました
そこに至るまでには様々な想いや乗り越えてきたことがあった
考え方 価値観 文化 様々なことが違う中でも
二お互いを理解し合って尊重し合ってふたりのまんなかの答えを見つけることをしてきました
ここに来てくださる皆様はそんなお二人を見守り応援し時には叱咤激励をしてくれた皆様
そんな大切な皆様が こんな二人なら安心だね と思ってくださる時間
これから何かあったら支えていきたい と思ってくださる時間
距離は離れていても心は繋がれる家族や友人との関係性
ふたりでつくる 『ふたりのまんなか』の中には 皆様の想いもたくさんつまっている
皆様の愛情 想い 価値観
二人のまんなかにはたくさんのものがあり
結婚式の時間で皆がそれらを受け入れ 認め合い 支えていけるような時間に
結婚式の先の人生でそれらが糧になっていくように

 
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このテーマを軸として、結婚式の準備を進めていきました。
 
 

― 実際の結婚式 ―

 
結婚式の当日は、イギリスのご家族とは時差が9時間ほどもあったにもかかわらず、イギリスのご家族の皆様も、正装をして、zoomで繋いだ画面の向こうでワクワクとして待ってくださっていました。
 

 
 
実際に会場である明王院では、まずはウェルカムドリンクでカクテルをお出ししました。
こちらはお二人がオーストラリアにお住まいだった際に、旅行先でバーにお出かけされることも多かったようで
そこでの思い出の味を、皆様にも楽しんで頂くことで、お二人が生きてきて触れてきた価値観などを少しでも感じられたら、という思いで、
お二人が大好きだったオリジナルカクテルをご用意させていただき、おもてなしをさせていただきました。
 

 
 
また、会場はかやぶき屋根の一軒家。
まるで実家に帰ってきたかのようにリラックスして過ごしていただけるような雰囲気で皆様をお迎えします。
披露宴の始まりは、実家で皆が集まってきたような感覚になるような、披露宴の入場。
あたたかな雰囲気に包まれ、皆様の愛情を感じながらお二人は輪の中に到着されました。
 

 
 
そこでは奇をてらった演出などはせず、ゆったりとお過ごしいただき、会話やお相手を紹介したりと、想いの通じる時間を大事にしていきました。
 

 
 
その中で唯一行ったのは、ご新郎様のご家族様とリモートで繋ぐこと。
これもただただ繋ぐということではなく、せっかくお気持ちを寄せてくださりウェブで繋いでくださった想いがあるので、何か表現出来たらと思い、ご提案させていただいたものでした。
それはご新郎様がどんな環境でどんなご家族と、どんな価値観で生きてこられたのか。それを伝える時間に出来ればと思ったのです。
実際にどんな家で、まわりの環境はどんな場所で、どんな場所で学び、遊び、過ごしてきたのか。
そういったことは逆に映像で、ビデオではないと伝わらないと思ったのです。
それを伝えることで今回来てくださったゲストの皆様にも、ご新郎様の知らなかった一面を伝えることができる、言葉を超えて伝えられるものがある。
そんな風に思いご提案させていただきご準備を進めさせていただきました。
 

 

 

 
 
実際に見ていただく中でもお二人でマイクをとりながら、通訳をしながらお話されている姿、
そのお話に笑顔や涙や、様々な想いが交錯していった時間となり、その後のご歓談の時間でもよりご新郎様が皆様とお話をされている姿が印象的でした。
披露宴の結びにも新郎様のお父様からの謝辞のご挨拶も頂き、距離を超えて叶えられるもの、届く想いがある。
そんなことを感じさせていただきました。
そしてお二人と皆様との絆も深いものになったと思います。
 

 
 
今のご状況では正解もない、どう判断していけばいいのか、分からないことがたくさんあると思います。
ただ、こんな形で今だからこそ叶えられる形もあると私たちは考えておりますし、お二人に合わせてその形を見つけていきたいと思います。
こちらの記事を見ていただき、少しでも誰かにとって勇気になっていたり、希望になっていたら嬉しく思います。
これからもこんな形で実際の結婚式までの過程もお伝えしていけたらと思っています。
楽しみにしていただけたらと思います。