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【和婚をしたい方必見】神前式だけではない様々な形で叶える和婚
  • Category : コラム
  • 2021.04.09

こんばんは。The KAMAKURA WEDDINGの阿部でございます。
皆様はどのように私どものHPを見つけて頂き、このブログを目にしていただいているのでしょうか。
検索エンジンで、キーワード検索をかけたり、SNSのハッシュタグで検索したり・・・様々な方法で見つけて頂いていることと思います。
中でも、『和婚 和装 結婚式 神前式』などのワードで探して見つけてくださった方も多いのではないでしょうか。
 
『和婚』と聞くと、皆様のイメージは『神社で挙げる結婚式(神前式)』なのではないでしょうか。
世の中ではそんなイメージが定着しているように思います。もちろん、神社で挙げる結婚式は和婚の中のひとつです。
The KAMAKURA WEDDINGにお問い合わせを頂く新郎新婦様の中には、『和装で結婚式をしたいと思ったので、神前式がいいです』とお問い合わせをくださる方も多くいらっしゃいます。
ただ、実は挙式のスタイルはそれだけではないのです。本日は、是非皆様に様々な結婚式の形を知っていただきたく思います。
この記事を見ていただいている皆様が、『自分たちはこんな思いがあるからこの挙式スタイルがいいかも!』と見いだせるきっかけになれば嬉しく思います。
 

-日本の結婚式の歴史-

 
和婚と言われている中には、神前式、仏前式、人前式という3つの挙式スタイルがございます。
その中で日本の結婚式の歴史を紐解いていくと、実は日本の結婚式の始まりは1つの大元となる挙式スタイルがあるのです。
それは『祝言』という挙式スタイルです。祝言という言葉を聞いたことがありますか?
 
■祝言(人前式)
そもそも日本では昔は結婚式という概念はありませんでした。しかし、花嫁道具を運び(道具入れ)、花嫁が自宅で身支度をし、自身の親御様にご挨拶をしたうえで、花嫁道中で新郎の家に移動をし(嫁入り)、ご親族の皆様の前でお披露目をする宴が三日三晩続く。そんな集まりが行われており、その一連の流れを全て総じて【祝言(しゅうげん)】と呼んでいました。
この祝言こそが今でいう人前式の前身の形として人々の間で行われていたのです。
 
祝言の中で日本人が大切にしていた想いは、『結婚により結ばれるのは二人同士だけではなく、家と家が結ばれること』です。
祝言を通じて、今までここまで生きてこれたことへの感謝、これから家族となるお互いへの決意やけじめを表し、皆様へお披露目していく。そんな時間だったのです。
 
実際に萬屋本店での祝言スタイルでの挙式を見ていきたいと思います。
自宅で身支度をすることから、花嫁さんのお気持ちは徐々に変化していくものがあると思います。
実際に身支度を整え、実家を出る際にご挨拶をしていった歴史があったように、挨拶の儀から1日が始まります。この世に生を受け、育ててくださったことへの感謝を伝え、人生に節目を創る、けじめの時間です。
 

 
そのまま挙式へと移ろいで行くのですが、挙式の入場では、お母様から「筥迫(はこせこ)」を新婦様の胸元に納めていただくことから始まります。
「筥迫(はこせこ)」は、花嫁が身に着ける小物。今でいう化粧ポーチの役割で、当時は筥迫の中にはおしろいや、懐紙、紅など、身支度を整える化粧道具を入れていたと言われ、大人の女性の持ち物を象徴しています。嫁ぐ娘に母から贈る、嫁入り道具でした。
 

 

 
そして、夫婦としての契りを交わす「三献の儀(さんこんのぎ)」を行います。
これから夫婦として歩む新郎新婦が、同じ酒を体に入れることで、夫婦になる決意を表しています。
また、三献の儀は、三つの盃を三回、三回、三回の計九回で飲み干すことから、「三々九度」とも呼ばれています。
九回行う数字の9は、割り切れない奇数の中でも最大数の9はおめでたいことの頂点と考えられています。
また、「これから散々苦労を共にしても支え合っていきます」という覚悟と誓いが込められています。
 

 
その祝言を、最後を締めくくるのは、三礼の儀。日本では何事も礼に始まり礼で結ぶ。
三度の礼、つまりお辞儀を通し、ご列席の皆様に感謝の念を伝えます。
新郎新婦様からお伺いした感謝の言葉と共に、礼に想いを込めて行っていきます。
 

 
そこから時代が移ろい、武家社会の時代には祝言を行う場所が自宅から料亭に移り、挙式の形式をより重んじる形になり、明治33年には、神前式が生まれたと言われています。そして明治45年に仏前式が初めて行われました。
それぞれ神前式や仏前式は、宗派によって内容は細かくは異なりますが、実は祝言の形をもとにそれぞれ派生して生まれたと言われています。
それではそこから派生していった神前式や仏前式はどんな想いを大切にしているスタイルなのか、お伝えさせていただきます。
 
■神前式
日本神話の中で性別を持って生まれたいざなぎのみことという男神と、いざなみのみことという女神が天の御柱を巡って結ばれ、日本に多くの神々をお生みになり、日本という国が始まったと言われています。
いざなぎの命といざなみの命の二人の神様のように、深く結ばれ、また新たな命を生み、育み、次世代へ受け継がれていく。神前式の挙式にはそんな願いが込められています。
 
現在では、神社での挙式はもちろんのこと、会場の中で行う神前挙式もございます。
例えば隠れ里車屋での結婚式の場合、星川杉山神社という神社に来ていただいて、神前結婚式を行っています。
神前挙式では花嫁道中にて、挙式会場に進んでいくシーンから始まります。
 

 
そこから「三献の儀(さんこんのぎ)」を執り行い、夫婦の契りを交わしていきます。
 

 
そして神様にご報告をする、「玉串拝礼の儀」
 

 
夫婦が結ばれたら、結婚により結ばれるのはお二人だけではなくご両家のご家族も結ばれます。
同じ酒を酌み交わすことでご両家がひとつに結ばれることを願う、そんな想いを込めて「家族固めの盃」を行います。
 

 

■仏前式
仏前式は、仏様を通してご自身のご先祖様に結婚の報告をし、二人やご家族が結ばれるご縁に感謝をする想いが根柢にあります。
また、輪廻転生という言葉もあるように、一度結ばれたご縁は来世まで続いていくという仏教の教えがございますので、来世までの結びつきを仏前に誓うという願いも込められています。
仏前挙式はご自身の祖父母様や本来であればご結婚式に来ていただきたかった方がいらっしゃる方に選ばれることも多い形です。
 
私たちのプロデュースしております、明王院というお寺自体も、祈願寺として鎌倉幕府の時代に創建された、当時から人の想いの通う場所。
そんな場所でまずは仏様にご報告をしていきます。
 

 
そしてお念珠の授与。
お念珠は物事が上手くいくように念ずるとき、幸せを祈るときにも数珠を身につける事で、その効果を高めてくれるとされています。
「嫁ぐ娘に忘れず持たす数珠ひとつ」という言葉もあり、地域によっては嫁ぐ娘の身の安全と幸せを祈るお守りとして、両親が数珠を持たせるという習慣もある、嫁入り道具でもあるのです。
数珠の珠は心の丸みを、そして輪は人の繋がりの和を表します。数珠は「寿珠」「寿寿」とも書き、縁あって結ばれた二人の幸せを願うものとして大切に思われています。
 

 

 
その後、聖杯(せいはい)。
こちらは「水合わせの儀」になるのですが、ご両家のお水(お酒)を混ぜ合わせ、お二人の結びつきを表します。
その混ぜ合わせたお酒をお互いに酌み交わすことで、夫婦としての結びつきを表します。
 

 

 
そしてご両家の固めの盃にて、ご両家のご縁の結びつきを大切に思いながら酌み交わします。
 

 

 
いかがでしたでしょうか。このような形で様々な和婚の形が見えたのではないでしょうか。
お二人にとってのベストはそれぞれお二人により異なります。だからこそ、一つの概念に縛られることなく、お二人の想いを形にする結婚式を見つけていけたらと思いますし、そのお手伝いが出来れば嬉しく思います。
実際に本日ご説明させていただいた結婚式のスタイルが、それぞれどんな1日を創っていったのか、実際の結婚式レポートもご覧いただき、『自分たちだったらどうだろう?』
というイメージを少しでも持っていただけたら幸いです。
私たちは、流行や一過性のものではなく、本来日本人が大切にしてきた心を、これからも大切にしながらご提案をし続けていきたいと思っています。
 
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